公明正大な調整役?
菅・小沢の両陣営ともそれぞれが担ぐ者への支持取り付けに奔走している。

そんな中、鳩山前首相が菅・小沢両氏の調整役をかって出ているが、私は鳩山氏のやり方に疑問を抱いている。

というのは、マスコミは

・菅総理大臣と鳩山前総理大臣が29日夜に会談した

・鳩山氏が菅氏に小沢氏を支持するに至った経緯などを説明した

・鳩山氏が菅氏に「小沢前幹事長に協力をお願いしてはどうか」と述べた

・鳩山氏が、菅総理大臣に小沢前幹事長と会談するよう勧めた

・菅総理大臣は、鳩山氏に小沢氏との調整を委ねた

と言った情報を事細かに流している。

このような状況を見て、私は、鳩山氏が本気で調整する積りで行動しているとは思えない。

両陣営とも血眼になって態度を決めかねている議員への支持拡大に努めているとき、調整過程がこんなにオープンになっては纏まるものも纏まらないのではと危惧している。

調整役たるものは秘密裏に動いてその狙うところを実現するのがその任務だろう。

調整役の行動が筒抜けではそれぞれの陣営が、「そんな調整案に乗れるか!」、「今更話し合っても仕方が無い!」とばかり益々対立がエスカレートし、調整役の思惑からどんどん離れるように思えてならない。

私は、調整役というのはその目的を達するために秘密裏に権謀術数を使うひとだと理解している。

悪い言葉で言えば、「目的達成のためには両氏・両陣営に嘘をつく正直者」的なしたたか者で無ければ務まらない仕事だと考えている。

調整過程・内容がこんなにオープンになってしまっては纏まるものも纏まらないだろうと考えるのは私だけだろうか。

蛇足ながら、調整役というのは鳩山氏に最も相応しくない任務と思うのだが・・・。
ヘーシンク氏の死を悼む
ヘーシンク氏が亡くなった。

彼は東京五輪(1964年)の柔道無差別級金メダリストだった。

私たちの年代の者には忘れられない名前だろう。


 訃報に接し、決勝戦のことを懐かしく思い出した。

ヘーシンク氏は決勝で神永選手をけさ固めで破って優勝した。

日本のお家芸である柔道が外国人に負けたということで、日本中に衝撃を与えた。

TV観戦していた私も悔しさのあまり何度も膝を叩いたものだ。

私は、神永選手が負けたのが悔しくて勝負が付いた直後に試合場に駆け上がろうとした人をヘーシンク氏が制している意味がよく分からなかった。

優勝したヘーシンク氏の単なる照れ隠し程度にしか思っていなかった。

 ところが、これは柔道の「礼に始まり礼に終わる」という精神を体現したものと知った。

ヘーシンク氏が畳に上がろうとした人を制した意味を知り、彼の心遣いに驚くと同時に、日本柔道が完膚なきまでに負けたと感じた。


 現在は、当時と比べ試合時間も短くなった。

それもあってか、柔道そのものが何とかポイントを稼ごうとするチマチマしたものに見える。

そして、勝利を告げられた途端、ガッツポーズをとる選手が多い。

これは、柔道に限らず他のスポーツにも多く見られる現象だ。

「礼に始まり礼に終わる」との精神を大切にしたいと思うものには眼にしたくない光景だ。


 日本柔道を体現したヘーシンク氏の冥福を祈りたい。
理屈と膏薬
「理屈と膏薬はどこへでも付く」という言葉がある。

理屈は、つけようと思えばどんなことにでもつけることができるとの意だ。

鳩山前首相の発言を新聞・TVで見聞きする度にその思いを強くする。

 今回の民主党代表選に関して鳩山氏は菅・小沢両氏の仲介役を演じていたが、この間の発言にもその一端が現れていた。

 私の記憶では、条件付とはいいながらその発言のニュアンスから、鳩山氏は明らかに菅氏を支持していた筈。

それが一転して小沢氏の支持に回った。

その理由は「私の一存で小沢先生には民主党に入っていただいた。その経緯からして私としては応援をする。それが大義だ」ということらしい。

 鳩山氏は今回、「大義」を持ち出したけれど、そもそも自身が首相を辞任するとき「政治とカネに決別する民主党を取り戻したい」と言っていた。

 普通なら、政治とカネに決別する民主党を取り戻したいと言った人が、「政治とカネ」の問題で検察審査会の判断を待つを支持するのは、論理的に矛盾があると考える筈だが、鳩山氏はそうではないらしい。

小沢氏が代表選に出るに当たって、「国のために命を懸けたいと決断された」から、支持に回ったとの発言をしている。

政治とカネよりも、小沢氏の国のために命を懸けたいとの決断が重いと判断したと言いたいらしい。

 そもそも、鳩山氏は、普天間基地移設問題に関してオバマ大統領に「私を信じて欲しい」旨の発言をしておきながら、結局ほぼ元の案と変わらないものに戻さざるを得なかった経緯がある。

その結果、日米の信頼関係に大きなヒビが入ったのは記憶に新しい。

 また、鳩山氏は確か、次期衆院選には出馬しないとも言っていたはずだ。

それが今では、支持者の意見をよく聞いてからとかいって、事実上発言を取り消したような格好になっている。

 最近では、8月に中国訪問、9月上旬には菅首相に代わってロシアを訪問する予定で、外交面で首相を側面支援する考えのようだ。

 私は、鳩山氏に優れた外交能力があるとは思えず、反対に一連の発言をみて、最も外交に向かない政治家だと思っている。

鳩山氏は、普天間基地説問題での自身の発現が米国との関係を悪化させたことを何と思っているのだろうか。

 人間社会では言葉・発言の一貫性は信頼関係を築く上では最低限の条件だ。 

卑近な例で言えば、恋人が鳩山氏のようにその言葉に一貫性がない場合、相手の女性は鳩山氏を信頼するだろうか。

政治家には首尾一貫した姿勢を期待したい!!
小沢グループ・鳩山グループの胡散臭さ
最近、新聞・TVの報道を見聞きする度に不愉快な気持ちになる記事がある。

秋の民主党代表選挙に関する「小沢氏の出馬」云々の話しである。

 私は、小沢氏の出馬についてはいくつかの疑問があり、出馬には反対の意見を持っている。

 以下の疑問について小沢氏を支持する小沢グループ・鳩山グループに属する議員の見解を聞きたいものだ。

1.小沢氏は「政治とカネ」の問題について明確に国民に説明しただろうか。

 小沢氏は幹事長を辞めたときに国民に説明する旨の発言をしていた。

 しかし、その後国民の納得のいくような説明は無かったと記憶している。

 結局、有耶無耶にしたままで幕引きを狙っているとしか思えない。

 説明をしたと言うなら、何時どのような形で「政治とカネ」について国民に説明したのか明らかにして欲しいものだ。

2.検察審査会制度の形骸化を図っているのではないか。
 
 憲法第75条は次のように規定している。
 
 「国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は、害されない。」

 小沢氏については近々検察審査会の判断が出ることになっている。

その時期は民主党の代表選の後らしい。

仮に小沢氏が民主党代表選に勝利して、内閣総理大臣に就任した場合、検察審査会の結論が「起訴相当」とか「不起訴不当」であっても、総理大臣たる本人が同意する筈もなく、訴追されないだろう。

 私はこの点に関して、岡田外相が「検察審査会の判断を待つ身の小沢氏が代表選に出馬することに違和感を覚える」旨の発言をしたが、国民の声を代弁したものと捕らえている。
 
 「政治とカネ」に関する世論調査の結果でも小沢氏について国民の眼は厳しい。
 
 検察審査会の結論を待つ身の小沢氏は、仮に代表選に勝利しても国民の支持が得られず、野党からも「政治とカネ」問題で集中砲火を浴び、その地位を守れない可能性が高いと言わざるを得ない。
  
 それでなくても、猫の目のように首相がくるくる変わり、諸外国の信頼を失っているときに、検察審査会の判断を待つ身の小沢氏が代表選に出馬するというのは、国民のためではなく 専ら自身の保身のためでしかないのではないかと勘繰りたくなる。

3.小沢氏なら現在の逼塞した状況を変えられるとの根拠は何か。
 
 両グループの議員の中には、「この難局を乗り越えられるのは小沢氏をおいていない」などの発言をしている者がいる。
 
 菅首相ではできなくて小沢氏なら出来るという具体的内容は何だろう。
 
 我々国民は民主党政治にNOを突きつけて政権交代を実現したけれども、自民党政治と変わらない鳩山・小沢両氏の「政治とカネ」の問題でガッカリさせられた。
 
 「小沢氏しかいない」というなら、彼なら何ができるのか国民に具体的に説明して欲しい。

 単に、菅政権よりも小沢政権の方が政治家としての自分の立場が有利に働くなどと言う下心あってのことと思いたくないのだけれど・・・。
金元工作員来日に関する疑問
大韓航空機爆破事件の実行犯、金(キム)賢姫(ヒヨンヒ)元工作員が来日との報に接し、唐突な感じを受けた。

私は、先の参院選で大敗した民主党が政権浮揚を狙って仕組んだのではないかと疑っている。

政党が支持率アップのために様々なパフォーマンスをするのは必要悪のようなもので、ある程度仕方ないと思っている。

 しかし、拉致問題はそんなパフォーマンスに使って欲しくないと考えている。

横田夫妻をはじめとする拉致被害者家族の気持ちを思えば、支持率アップを狙ったパフォーマンスなどは、拉致被害者家族の気持ちを著しく踏み躙るものだ。

小泉元首相の後の歴代内閣が、真剣に拉致問題に取り組むといいながら、その後の成り行きをみると言葉通りに受け取れなかった。


 だから、今回、金(キム)賢姫(ヒヨンヒ)元工作員が来日とのニュースを見て胡散臭いとの思いが払拭できない。

加えて、金(キム)元工作員の滞在先が鳩山前首相の別荘と聞いて不思議な感じがした。

どうして、政府関連施設やホテルでないのだろう。

素人目には、警備の面でも別荘よりは警備しやすいと思うのだけれど・・・。

 確かに、知らないうちに毎月1,500万ほどのお小遣いを貰えるような方が使う別荘には、万が一の時には、元工作員を匿うことのできる立派な金庫でもあるのだろうか。

そんな立派な金庫は日銀以外、政府関連施設やホテルには無いのかも知れないけど、前首相という個人の別荘を使うということに釈然としない。
またまた、呆れた発言
鳩山前首相の発言のブレの多さには前々から苦々しく思っていたが、今日下記の記事を読んで唖然とした。

よくもまあ、恥ずかしげもなくこんな発言をするものだ。

改めて、こんな感覚の持ち主では普天間基地移設問題などの難問を解決できる筈が無いとの思いを強くした。

 彼ばかりではないが、最近政治家の発言の軽さが眼に余る。

言葉で、自分の信ずる政策を国民に丁寧に説明し、国民の支持を受けてその政策を実行に移すのが政治家の務めの筈。

政治家の発言がこのようにコロコロ変わるようでは国民がその政治家を信頼しない。

国民の信頼の無いところに政治は成り立たない。

いったん口にした発言の取り消し、弁明は政治家の恥との意識を肝に銘じてほしいものだ。

 「・・・させていただきながら」の類の、国民に媚びるようなバカ丁寧な言葉はいらない!

多少ぶっきらぼうな言い方であっても、国民は確固とした信念に基づいた発言と行動力を政治家に求めていることを忘れないで欲しいものだ。

 鳩山氏が政界に残っても、今後とも彼の発言のブレは直らないだろう。

なまじ首相経験者とかいってこのような人が変な影響力をもたれても困る。

「自分の美学」云々を言うのなら、前言通り政界を引退する方が美学にかなっていると思うのは私一人だろうか。

鳩山氏、進退判断、先送り


■鳩山氏「来春目安に結論」


 来年春の統一地方選を目安に結論を見いだしたい――。6月上旬の首相辞任の際、今期限りでの政界引退も表明していた道9区選出の鳩山由紀夫衆院議員(63)が17日、地元・苫小牧市での後援会の会合で、進退について再検討する考えを示した。


 鳩山氏はこの日、自身の総連合後援会の斎藤修弥会長らと会談。政界引退表明について「唐突な思いではない」と説明する一方、「地元に相談せずに言ったことは反省している。責任ある対応ではなかった」と謝罪した。


 出席者からは「日ロ関係でもアイヌ問題でも力が必要だ」「相談がなかったことは残念」といった意見が出たという。その結果、進退については、後援会などの意見を聞いたうえで、来年4月の統一地方選の頃までに最終的に判断することを決めた。


 鳩山氏はその後の「東胆振連合後援会拡大役員会」で、「自分の美学と言うか、総理経験者がいろいろと口を挟むことが国益を損なうと判断した」と説明。そのうえで「(議員)バッジを外した方がやりやすいのか、やりにくくなるのか。そんな議論も聞かせていただきながら、対応を決めたい」と語った。


 後援会側は当面、後援会や事務所を現状のまま維持する考え。斎藤会長は「周りの意見を聞いて検討したいという考えは適切だと思う。それを見守りたい」と話した。( 2010年07月18日 asahi.com)

荒井さん、あなたもか!?
「冷や水を浴びせる」との言葉がある。

下記の記事を読んで唖然とした。

知人宅を「後援会事務所」=経費4200万円計上-「適切」と説明・荒井戦略相
 荒井聡国家戦略担当相(衆院北海道3区)の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」(昨年9月解散)が、東京都内の知人男性が住む民家を「主たる事務所」の所在地として総務省に届け出、経費として昨年までの6年間、計約4200万円を計上していたことが9日、分かった。
 荒井氏は同日、「収支報告書をチェックし、党でもチェックしてもらったが問題はなかった」と違法性を否定。民主党の細野豪志次期幹事長代理も「(事務所は)郵便物を受け取る連絡場所だった」と説明し、「家賃を支払った事実はなく、印刷代や新聞代など事務所費の支出が計上されている。何ら違法な点はない」と強調した。 
 政治資金収支報告書によると、同後援会は2003年から毎年483万~855万円を経費として計上。会計事務担当者には現在荒井氏の政策秘書を務める人物の氏名が記載されていた。後援会の収入は政治資金パーティーなどが大半だった。
 東京都府中市にある事務所とされるマンションには、事務所を示す看板などはなく、個人の表札が掛かっていた。
 事務所費をめぐっては自民党政権時代に、赤城徳彦農水相(当時)ら複数の閣僚が実家などを事務所所在地として届け出、多額の経費を計上していたことが問題化。辞任する引き金になった。(2010/06/09-13:31時事通信)


 折角船出したばかりの菅内閣に泥を塗った感じだ。

私にはかって松岡利勝、赤城徳彦両元農水相が追及されたときと同じ構図に思える。

この問題で、政治的空白が生じることを国民は望んでいないだろう。

荒井氏が苦しい弁解、抗弁を繰り返した挙句、辞任に追い込まれるといった事態は避けて欲しいものだ。

迅速な事実解明、その上での菅内閣としての判断を国民に示して欲しい。

 それにしても、国家戦略担当大臣ともあろう者が事務所経費で小賢しい戦術を使ったと疑われるようでは情けない。

天下、国家のありようといった大きな問題を大所高所から取り扱うのが国家戦略担当大臣というものだろう。

新聞報道のとおりとすれば、国家戦略担当大臣の名が泣くというものだ!

いずれにしても、菅内閣はこの問題を迅速に処理して欲しい。

野党は任命責任云々で攻勢をかけるだろうが、菅首相は「不明を恥じる」程度の詫びを入れて新政権の職務に邁進して欲しいものだ。

政権の足を引っ張るだけの発言をする野党では国民の支持を得られないのだから。
虐待事件にみる大人達の無責任体質
 毎日と言ってよいほどに虐待事件が新聞紙上を賑わせている。

下記の記事を読んで暗澹たる思いだ。

次男トイレ監禁…日常的な暴行、学校気付かず
 母親と交際相手の男が中学生だった次男(15)を自宅のトイレに11日間にわたって監禁していた事件で、次男は昨年8月以降、2人から日常的に暴行を受けていた疑いが強いことが、警視庁光が丘署の調べでわかった。


 次男は9月から事件が発覚した今年2月まで、1度しか中学校に登校していなかったが、学校側は異変に気付かなかったという。

 同署幹部によると、次男は2月、トイレの中から通行人に助けを求め、保護された際、鼻や頭を骨折しており、全身には打撲跡があった。

 次男は同署に対し、母親の無職中島まゆみ容疑者(47)と交際相手の職業不詳川崎輝久容疑者(34)から「言うことを聞かない」などとして、繰り返し暴行を受けていたと話している。同署は、2人が交際を始めた直後の昨年8月以降、次男を角材で殴ったり、手にオイルを塗ってライターで火を付けたりするなどの虐待を加えていたとみている。

 次男が通っていた練馬区立中学校の校長らは3日夜、同区役所で記者会見し、「虐待には気付かなかった」と述べた。次男は昨年9月以降、1度しか登校せず、担任教諭らが家庭訪問したが、中島容疑者らは「本人が学校に行きたくないと言っている」などと説明していた。

 担任が同月中旬に次男に会った際にも異変に気付かず、同校は11月13日、次男の「不登校」を理由に同区子ども家庭支援センターに相談。同センターも本人と面会しないまま虐待には当たらないと判断していた。次男は進学希望だったが、高校受験もしていなかった。

(2010年6月4日15時44分 読売新聞)


 勿論、新聞記事だけであれこれ言うのは正確性に欠けるとは分かっているが、どうにも気持ちがおさまらない。

事件発覚までの半年間、次男が義務教育である中学校に1度しか登校していなかったとか。

半年に1度しか登校しないということ自体、異常なことだろう。

学校側は異変に気付かなかったというがどんな対応をしていたのだろう。

会見で、次男が通っていた中学校の校長は「虐待には気付かなかった」と述べたとか。

 不登校の原因は病気などの身体的なもの、学校などでのいじめ、本人の怠け癖などが大半と想像している。
 
身体的なものなら面会して励ましの言葉を言ったりするが担任というものだろう。

それ以外の場合でも、担任が直接次男に会って状況を判断すべき筈だ。

次男に会いもしないで何が分かるというのか。

どこかの大臣のように顔に大きな絆創膏でも貼って登校しなければ分からないというのでは情けない。

あまりにも鈍感すぎる。

担任教諭らが家庭訪問したが、中島容疑者らは「本人が学校に行きたくないと言っている」などと説明していたとのことだが、校長はそういう報告で納得していたのだろうか。

思春期という難しい年頃の中学生を扱う学校の対応が冷たいと感ずるのは私だけだろうか。

 親が子供を虐待する時代だ、何故、担任教諭に何が何でも教え子の顔を見て話しを聞くという情熱がなかったのだろう。

私の小学時代の担任は、男子生徒がドッチボールを使った野球で、ボールを蹴るべきところを思い切り地球を蹴り、脚の甲を怪我したとき、生徒を自転車に乗せ、何度も病院に連れていったものだ。

私は担任と生徒の関係はそんなものだと思っているから、今回の学校の対応は何とも合点がいかない。

 加えて、子ども家庭支援センターの対応が酷すぎる。

子ども家庭支援センターといえば、この種の問題を専門に扱う部署ではないのか。

「本人と面会しないまま虐待には当たらないと判断」とは信じられない。

何のためのセンターなのだろう。

自分の職業に対するプライド、責任感はないのかと言いたい。

大人達の無責任体質が次男をここまで追い詰めてしまったとの思いが拭いきれない。

警視庁公安部長の負け惜しみ
国松孝次警視庁長官(当時)銃撃事件は昨日時効をむかえた。

未解決のまま終わったことに釈然としない思いを強くしていた。

ところが、TVで公安部長の記者会見を見て驚いた。

時効成立後であるにも関わらず、オウム真理教が関与したと捜査結果を公表したのだ。

未解決と言うことは捜査機関の負けを意味するだろう。

その未解決事件について、教団による計画的、組織的テロと断定したのは負け惜しみとしか思えない。

こんなことが許されていいのだろうか。

平野官房長官は記者会見で「異例な公表の仕方だと認識している」と発言したようだ。

政権の要である官房長官たるもの驚いているだけではダメだ。

こんな公安部長の発言が罷り通る社会は不気味だ。

公安部長の発言は取り消されるべきだ。

我々が居酒屋で、「本当はオウムが関わったんだろうなぁ」などと放言するのとは訳が違う。


おりしも、足利事件を踏まえ冤罪(えんざい)防止に向けた機運が高まっているときに公安部長の発言は何だと怒りを覚える。

捜査機関がこんな考え・発想を持っていたのでは冤罪事件は絶対に無くならないだろう。

負け惜しみにもほどがある!
小沢幹事長の説明責任
「心に愛がなければ、どんなに美しい言葉も相手の胸にひびかない」との言葉がある。

私は今、この言葉を「事実を話さないと、どんな理屈を付けても国民の胸に響かない」と言い換えたい。

民主党の小沢幹事長の一連の発言を聞いての思いだ。


長崎県知事選挙で民主党が応援した候補が大差敗れた。

記者の質問に小沢幹事長は概略次のように答えたようだ。

1.私自身の不徳の致すところでご迷惑をかけ大変申し訳ない。

2.国政選挙と地方選挙は有権者の意識も違う。

3.全国をこれからも回っていきたいと思うので、その機会で「政治とカネ」に疑問があれば答えていく。


不徳の致すところと謝罪する一方で国政選挙と地方選挙は違うと強弁する。

衆院政治倫理審査会など国会の場で説明するのが筋と思うが、その考えはないようだ、

結局、起訴されなかったのだからこれ以上の説明は不要と言うのが本音だろう。

しかし、各種世論調査で7割前後の人が幹事長辞任を求めている。

小沢氏の説明に納得していない証だ。

このまま説明を拒み続ければ、民主党に対する有権者の批判は厳しさを増し、政権維持は危うくなるだろう。