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今、話題になっているホットなテーマを「BYOOL Bloggers」の観点からピックアップしました。多種多様なご意見をお寄せいただき、新しい発見があり、異なる見解があり、骨太の理解へと繋がれば…と願っているページです。
Vol. 29
TOPICS #29
カンボジアの子供たちを救おう (1)

~それはひとりの女子大生の想いからはじまった~ 

人生を変える運命的な出会いがあるとしたら、彼女の場合はまさにその連続といえるだろう。村田早耶香、25歳。小柄でどちらかといえばソフトな可愛らしい印象の彼女こそ、カンボジアの児童買春問題に正面から取り組むNPO法人かものはしプロジェクトの代表だ。

幼い頃から国際協力や慈善活動に興味があったという村田。大学2年の時に東南アジアで、貧困ゆえの売春そしてエイズ感染という残酷な運命を背負った一人の少女と出会い、自らの一生をこの問題の解決のために捧げると決意した。

彼女の強く純粋な想いはさらなる出会いを呼ぶ。起業を目指し様々な知識を積んでいた東大生の本木恵介と青木健太とタッグを組んだことにより、「児童買春をなくしたい」という想いは、そのためにはまず貧困をなくさなければならない、親には仕事を、子供には教育を与えなければならない、では現地でPCスキルを普及させてみよう、と具体的なプランになっていった。3人の想いに共感し支援を買って出たビジネス経験豊富なメンター、そして村田らと共に何かしたいという情熱に溢れた若者たちが集まり、単なるボランティア集団とは異なるかものはしプロジェクトができあがっていった。


TOPICS #29

かものはしのスタンスは明確だ。 「スタッフがちゃんと食べていけるようにしたいんです」村田は真っ直ぐな目でそう言う。自立収益体制の確立。それは多くのNPO、慈善団体に共通する課題だ。どんなにやる気があっても自分たちが食べていけないのでは、所詮一過性の自己満足の活動で終わってしまう。成果を出すためには熱意あるスタッフが安心して活動を継続できる体制が必要だ。

かものはしではIT事業部を設立し、クライアントからweb製作を請け負って収益を得ている。「お客様からの注文には全力で取り組んでいます」IT事業部のは言う。この部署に限っていえば一般の企業と何ら変わりない。この収益がスタッフの給与はじめカンボジアでの活動を大きく支えている。

(文中敬称略)

NPO法人かものはしプロジェクト
http://www.kamonohashi-project.net/


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