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テスコは現在、イギリス国内で主に、4つの店舗フォーマットを展開している。
@テスコ・エクストラ ⇒欧州型ハイパーマーケット、4600〜9200u
Aテスコ・スーパーストア ⇒これが中心となるフォーマット、2800u
Bメトロ⇒都心型の小型スーパーマーケット、1000u
Cテスコ・エクスプレス ⇒コンビニタイプ、200u、日本で実験したフォーマット
“fresh&easy”は、この4フォーマットのうちの、メトロとエクスプレスの中間型である。
テスコはアメリカで、新フォーマット開発を試みたと考えるのがよい。“fresh&easy”は1万平方フィート、約900uで、しかもリミテッド・アソートメント(限定品揃え)だからである。
@のエクストラでアメリカに進出しようとすると、当然ながら、ウォルマートスーパーセンターと真っ向対決となる。韓国では、このパターンで展開。「ホームプラス」と名づけて、大成功。しかし、アメリカでは、避けたい。
Aのスーパーストアでは、クローガー、セーフウェイはじめ、各地のローカルチェーンの主力タイプや、ウォルマートのネイバーフッドマーケットとも競合する。しかもこのスーパーストアの競争が最も激しい。
そしてこれら「メインストリーム」(主流型)は、いまや、コンベンショナル型(平凡な従来型)となりつつある。
Bのメトロタイプは、ロンドンなど大都市型である。私は、スーパーストアの特殊な小型版としか見ていない。
Cは、これも大都会のコンビニ型ミニスーパーである。コンビにではなく、グロサリーストア。アメリカ、特にカリフォルニアやアリゾナなど米国西側では、200uの店舗自体、力を持たない。
何より、テスコはスーパーマーケット企業である。
イギリスでは、このスーパーマーケット企業が最大小売業なのである。
だからテスコは、ここから逸脱することは絶対にない。
そこで考えたのだろうと思う。
相当に時間もかけて、プライベートブランド開発も行った。
結論が、この店“fresh&easy”である。
ロサンゼルスタイムスは、「トレーダー・ジョーとラルフのブレンド」と表現した。
しかし、テスコ側から見ると、
「メトロとエクスプレスのブレンド」である。
そして、もう一つ、重要な点。
食品屋のテスコは、ウォルマートを除けば、アメリカでどこが強いと見ているか、という観点である。
答えは「トレーダー・ジョー」。 |